スポーツニッポンによると、今季メジャーへ挑戦しようとする選手の状況は、現時点では以下のような感じらしい。
○中村紀 オリックスに保有権 ポスティング予定
《未定》興味を示していたホワイトソックスが見送り決定

○井口 ダイエーを自由契約
《未定》ホワイトソックスの条件提示を拒否

○デニー 横浜を自由契約
《メジャー移籍濃厚》レッズなどの数球団からのオファー予定がある模様

○藪 阪神FA
《未定》3球団が興味はある模様
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《追記 2005/1/8》
アスレチックス入りが確実になったようですがんばってください>藪投手。

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○稲葉 ヤクルトFA
《出戻り?》オファーなし

○仁志 巨人FA
《巨人へ出戻り》オファーなく巨人と2年契約

 投手なら通算成績18勝27敗30S防御率3.92で年俸7500万円(2003年)のデニーでさえメジャー移籍できそうなのに、打者だと打率.267本塁打288本850打点で年俸50000万円(2003年)の中村紀が移籍できそうもない。

 この差がどこから生まれてくるのかと考えると、打者と投手の評価が日本では間違っているせいではないかと思った。

 中村紀の移籍の障害として年俸の話がよく出てくるが、これは日本の打者はコストパフォーマンスが低いことを表しているのではないか?逆に日本の投手は、メジャーから見てコストパフォーマンスが高いのだろう。

 上原の年俸のところでも書いたが、打者と投手に対する日本球界の評価基準は見直されるべきではないのだろうか?