Sponichi Annex 『巨人最速解雇 その時ミセリは浅草観光』より
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2005/04/20/01.html
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 抑えの切り札として期待されたが4試合に登板し0勝2敗、防御率23・63。首脳陣は6日に2軍での再調整を勧めたが、ミセリは2軍には落とせない“メジャー契約”を理由に拒否。17日の会談では右肩痛を訴える一方で、あくまで2軍降格を拒否した。こうした状況から球団フロントが代理人側と交渉。解雇が決まった。年俸についてはミセリ側と協議の上、契約期間の2月から4月までの3カ月分、5250万円を支払った。

 全額1億7500万円を支払う最悪のケースは免れたが、フロントの不手際は否めない。この日東京ドームで阪神戦を観戦した滝鼻オーナーは「読売新聞の社員で言えば採用ミス」と厳しい表情を浮かべた。契約上の問題を現場に知らせていなかったことは明らかなミス。桃井球団社長は「責任は痛感している。失敗の研究をして外国人探しの体制を早くつくっていきたい」。滝鼻オーナーは「責任問題?オレの責任?よく考えます」としており、フロントの責任問題に発展する可能性もある。
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 いくらお金のあるジャイアンツでも、ミセリに対しては年俸を値切ったようですね。感情としては5250万円も支払う必要はないといいたいところですが、約束は約束ですから、月割りで支払うぐらいは仕方がないですね。

 フロントには確かに責任はあります。何かしらのアクションは必要でしょう。
 ただ、滝鼻オーナーについてはここまではおおむね的確な手を打ってきていると思いますので、辞めることだけはして欲しくないですね。