四国アイランドリーグの石毛社長が退任しました。野球界の裾野を広げてくれるこの独立リーグには非常に期待していたので,経営があまり順調ではないようなのが心配です。

 このニュースで気になったのが,石毛社長退任の理由です。「石毛氏が当初思い描いた業績には届かず、十分な報酬を得られないため、石毛氏本人が辞任を望んだ」となっています。業績不振の責任を取ったのではなく,十分な報酬を得られないためというところにひっかかりを覚えます。額面通りに受け取ると,石毛氏が単なる強欲ということになってしまいますが,このインタビュー(MSN「魂の仕事人」)を見るとそんな人物には思えないような気がします・・・。

 発表はあくまでIBLJによるものなので,単に石毛氏の心中を誤って捉えているのでしょうか。もしくは,IBLJと石毛氏に対立がありその激しさを表しているのでしょうか。IBLJ内になにかゴタゴタがあるのだとしたら,ちょっと心配です。続報を待ちたいところです。

○四国アイランドリーグ石毛社長が退任(スポニチAnnex)
http://www.sponichi.co.jp/baseball/flash/KFullFlash20070310042.html
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 野球の独立リーグ、四国アイランドリーグの運営会社IBLJは10日、石毛宏典社長(50)が同日付で退任し、鍵山誠専務(39)が新社長に就任したと発表した。

 同リーグは初年度の2005年から黒字を見込んだが、実際は3億円余りの赤字。2年目の06年度も約1億5000万円の赤字となる見通しだ。IBLJによると、石毛氏が当初思い描いた業績には届かず、十分な報酬を得られないため、石毛氏本人が辞任を望んだという。

 元プロ野球オリックス監督の石毛氏は、元証券会社社員らとIBLJを設立し、05年4月から同リーグをスタートさせた。石毛氏は今後、経営からは完全に外れるが、同リーグのコミッショナーとして講演活動などは続ける。

 ▼石毛宏典氏の話 リーグを立ち上げたときの思いや理念はぶれていないが、現経営陣に僕の意見が通らなくなった。彼らが、石毛がいなくてもリーグは運営できると言ってくれたので、君たちに託しますよ、と。だけどコミッショナーとしては残り、四国に軸足を置き、現場で後進の育成に情熱を傾けていくことに変わりはない。ただ、コミッショナー契約はまだ締結に至ってない。(IBLJと)交渉中だ。
[ 2007年03月10日 18:34 速報記事 ]
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