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 8/28の対ヤクルト19回戦は○4-3でジャイアンツの勝利でした。ただ,ヤクルト古田監督の不可解な采配に助けられた試合でした。

 その不可解な采配は7回裏に起きました。好投の先発石井一を花田にスイッチした采配です。

 ジャイアンツは7回表を終わって1-2とヤクルトにリードを許していました。ジャイアンツの7回裏の攻撃は6番阿部が1死から2塁打を放ち,木村が倒れ,8番ホリンズを迎えました。ここで,ヤクルトベンチから伊東コーチがマウンドに向かいました。ホリンズが前の打席で石井から2塁打を放っていたので敬遠の相談かと思いました。

 しかし,古田監督は4安打1失点と好投の石井一から花田に投手交代。ジャイアンツ打線は石井一にタイミングがあまり合っておらず不可解な交代に思えました。解説の中畑氏・江川氏も首をひねっていました。こういう不可解な采配があったときはえてして試合の流れが変わります。ここまでジャイアンツ打線には連打が一つもなかったのですが,代わった花田から代打清水・代打脇谷・一番谷と3連打で一気に逆転しました。

 この後,ジャイアンツは8回表に一度追いつかれますが,8回裏に再び突き放し勝利します。

 古田監督はなぜ石井一を交代したのでしょうか?今日の石井一の調子を考えれば7回裏を全て任せても良かったように思えます。ケガ明けであること,投球数が96球で100球に迫っていたことを重視したのでしょうか。それも一応の理由にはなりますが,あまりにも形式的な判断ではなかったでしょうか。今日の石井一の球威・コントロールは未だ衰えているように思えませんでした。古田監督が自らボールを受けていれば未だ交代の時期とは思わなかったような気がします。ベンチとグラウンドでは感覚が大きく異なってしまうのかもしれません。「監督」古田はまだまだ発展途上ということでしょうか。