8月5日の対DeNA11回戦では,高橋由伸は9回表からの代打出場で,そのまま左翼の守備につき,11回表にも打席が回ってきました。

【第一打席】9回表3番井端への代打。3-5で2点ビハインド,二死1,2塁で相手投手はソト。
1球目 真ん中高めの124kmスライダー。バットの先っぽで当たりは強くありませんでしたが,セカンドの右を抜け,センター前ヒット。

 苦手としている久保が先発にもかかわらず,序盤から5点取られてしまい,敗色ムードの濃かった試合で,セペダの同点四球へとつなぐタイムリーを放ちました。重圧のかかる場面でしたが,高橋由伸らしい初球からのスイングが頼もしかったです。最近は初球ストライクを積極的に振っていて,昔の高橋由伸が戻ってきたようで嬉しいです。これで代打の打点が17に。ジャイアンツチーム記録としては2位タイ。1位は1976年の柳田の18だそうなので,塗り替えることは確実かと思います。本当は代打でなくスタメンで出てほしいですが・・・。

【第二打席】11回表6-5で1点リード,一死ランナーなしで相手投手は大原。
1球目 外角低め140kmシュート,ストライク
2球目 内角低め129kmスライダー,ボール
3球目 外角低め131kmスライダー,ボール
4球目 外角高め142kmストレート,ファール
5球目 外角高め132kmスライダーを打って,ピッチャーゴロ

 映像を見ることができていないのですが,記録では投手直撃とあるので,良い当たりだったのかもしれません。坂本の本塁打で勝ち越した後でしたがリードはまだ1点だったので,結果からすれば,ここで出塁できていればその後の展開も違うものがあったかもしれません。

 代打の切り札という役割も重要ですが,ここまで結果を出しているのなら,スタメンで使ってほしいなあと思います。ただ,セペダの調子も悪くなさそうなので,ポジションがないでしょうか。それでも,セペダの守備,アンダーソンの不在,ロペスのムラを考えれば,左翼・一塁で,もう少し出場機会を増やせるのではないかと思います。しばしば高橋由伸に頼っていては先がないという話しを聞きますが,高橋由伸がこの後何年やるかは分かりません。また,若手・全盛期の選手だって,明日にもケガをしたり,活躍ができなくなることがあります(村田や阿部のように・・・。もちろん,復活を願っていますが)。ですので,ベテランに頼っては先がないというような考えを絶対視する必要はないと思います。もちろん長期的な視野で若手を育てる必要もありますから,そこはバランスですが,もう少し高橋由伸に対して柔軟な起用をしてくれてもいいんじゃないかと思います。