福田の野球賭博事件については,どれだけ根が深かろうと,多数人に及ぶようなものであろうと,徹底的に事実を明らかにしてほしいところです。

 福田の野球賭博の相手方となっていた人物,税理士法人勤務の男性と表現されている人物については,日刊ゲンダイ(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/165339)ですが,「名古屋に縁の深い球界の大物OBの名前が関係者の間でにわかに注目を集めています。『A』がそのOBの元マネジャーで、この関係を利用して球界に人脈を広げた可能性が高いというのです。このOBはもともと良からぬ交友関係のウワサが絶えず、女性問題をはじめとしていろいろなスキャンダルを起こしている。」という情報があるようです。日刊ゲンダイなので,どこまで本当か分かりませんが,球界に広く巣くっている問題ならば,どこまでも追求する必要があります。

 また,zakzak(http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20151008/bbl1510081140006-n1.htm)では,「在京球団のトラブル処理の経験を持つ球界関係者は「福田の負け分はハナから眼中にない。他の(賭博に関わる)選手たちに『足を洗おうとしたらこうなるぞ』という見せしめだろう」とみる。」とやはり球界に深く広がっている可能性を推理しています。

 両紙とも,問題が大きくなればなるほど良いというインセンティブがありますので,その信頼性は高くありませんが,火のないところには煙は立たないともいいます。球界の自浄作用が試されるときです。