笠原,松本竜に野球賭博疑惑が広がった今日,今更ですが,ジャイアンツはCSに出場しても良かったのか?という疑問が浮かびました。

 不祥事があった場合には,事実の解明と再発防止が重要です。今回は福田がジャイアンツの試合も含めて野球賭博をしていた疑惑が発覚していたのですが,これ以上の再発を防止するためには,とりあえず賭博の対象となる野球を止めなければいけなかったのではないでしょうか?

 最も望ましいのは,事実解明が一段落するまで,他球団のCSや日本シリーズも含めて止めることですが,Gファンからすれば,正直そこまでの迷惑を他球団にかけるわけにはいかないので,ジャイアンツだけでもCSを辞退し,野球賭博の対象となりうる試合を減らす,最も疑いの濃いジャイアンツナインが八百長をする機会を奪う必要があったのではないかと思いました。

 これができなかった読売巨人軍の経営陣の能力には疑問符が付きます。そして,疑惑が拡大した今度は,明日にドラフトが控えています。選手教育のできないジャイアンツにドラフト参加の資格はないとも言えます。また,もしかしたらドラフト会議を賭博の対象としている可能性もあります。こう考えると,すべての事実が解明されておらず,問題に一区切りがついていない今は,読売巨人軍の経営陣にはドラフト会議の辞退の英断が必要ではないかと思えてきました。久保球団社長はドラフト会議への参加の意向を示しているようですが,今からでもこの方針を撤回してほしいです。

 もし,このままジャイアンツがドラフト会議に参加するようなら,指名された選手には入団を拒否してほしいです。そして,NPBには今季限りの例外的取扱として,ジャイアンツの野球賭博問題のために入団拒否をした選手には,後日他球団による再指名も可能にする方針を示してほしいです。

 このぐらいしなければ,ジャイアンツに再建はできないと思います。