田口麗斗は19歳の2015年から一軍の先発で投げ始め,21歳の2017年には13勝4敗防御率3.01と素晴らしい成績を残しました。このままジャイアンツの左のエースとなってくれるかと思いましたが,2018年は2勝8敗防御率4.80と大きく躓いてしまいました。

田口の成績

ERA
K-BB%
HR/9
AVG
WHIP
xFIP
GB/FB
wFA/C
wSL/C
wCB/C
wCH/C
2015
2.71
13.9
0.68
.226
1.21
3.32
1.38
-0.021.23
-0.82
-1.14
2016
2.72
11.5
0.83
.248
1.23
3.95
1.18
0.24
1.49
-2.20
1.22
2017
3.01
10.3
0.74
.249
1.22
3.94
1.41
1.59
0.62
-0.48
-4.18
2018
4.80
8.3
1.36
.320
1.62
4.99
0.97
-1.09
-0.53
-3.37
-0.51

 上記表のとおり,2018年は防御率が4.80と大きく悪化していますが,それは投球結果にも表れていて,K-BB%,HR/9,AVG,WHIP,xFIPの全てが最も悪い値になってしまっています。投球内容を見ても,GB/FB,各球種の数値がほぼキャリア中最悪の値です(wCH/Cだけ2017年よりもマシな数字です)。

 投球内容が悪いので,2018年に勝てなかったのは運不運で片付くものではないとわかります。練習なのか,投球の意識なのか,肉体なのか,2018年とは何かを変えなければ,2019年の活躍はできないこととなってしまいます。ほとんど全ての球種で成績が落ちているのを見ると,コントロールが悪くなったのかなと推測できます。これは,中継を見ていても感じたところです。岩隈の獲得はしましたが,2019年の先発ローテーションは,菅野頼みであまり強力とは言えないと思います。田口が復活するかどうかは,来季のジャイアンツの浮沈のカギを握りそうです。