来年から,クリスチャン・ビヤヌエバが加わってくれることになっています。ホームランを打っている華々しい映像だけでは,ビヤヌエバの実体が掴めないと思い,デビュー戦の何でもない映像を見てみました。

 デビューの第一打席は,左投手の真ん中低めのボール球のスライダー(81マイル)をハーフスイングで空振り三振。第二打席は,三遊間に良い当たりを飛ばしますが,サードに好捕されてサードゴロ。第三打席は外角のストレートをひっかけてボテボテのピッチャーゴロ(エラーで出塁)でした。典型的なプルヒッターという評判はそのとおりだと思いました。今までプルヒッターで成功している右打者としてはロペスを思い浮かべます。ロペスほど打ってくれれば大成功だと思いますが,どうなるでしょうか。

 また,守備では,二塁手と三塁手をしている映像があります。よく動けているとは思いますが,もう少し太ると脚が付いていかないのではないかという懸念があります。来年のキャンプ明けに体が絞れているかどうかは,重要なチェックポイントになりそうです。