今日(5/30)も阪神に負けてしまいました。今日の試合を見ていて気になったのは,7回表に代打で出てきた中島です。中島は2球目の外角のストレートを漫然と(残念ながらそのように見えました)打ち,ファーストゴロで凡退でした。この回は阪神先発の高橋遥の球数が100球を超えてきたところでした。中島の前の大城は9球,後の山本は10球を投げさせています。

 この試合全体を見回してみても,2球で終わったのは,2回表の岡本,5回表の山本,7回表の中島,9回表の岡本の4度のみです。しかも,2回と5回の岡本,山本は安打を放っています。自分の狙いと合致したためにスイングしたものだったはずです。9回の岡本は凡打ですが,相手は抑えのドリスで追い込まれれば著しく不利になりますから,早めの勝負にも意味があります。

 しかし,7回表の中島には,早めの勝負に意味があったでしょうか。若い高橋遥が100球を超えてきたところで,前後の大城や山本のように,なるべく粘るべきだったのではないでしょうか。また,あの中島のスイングは狙い球が来たために振り抜いたスイングには到底見えませんでした。思わずバットを合わせてしまったようなスイングでした。中島の打席でのコンセプトや勝負感に衰えが見えると思います。このまま中島を起用することに意味はあるでしょうか・・・。

1回表
亀井 5球
坂本 5球
丸  3球
2回表
岡本 2球(左安打)
大城 6球
ゲレーロ 3球
山本 5球
炭谷 5球
3回表
ヤングマン 4球
亀井 3球
坂本 6球
丸  7球
4回表
岡本 6球
大城 7球
ゲレーロ 4球
5回表
山本 2球(中安打)
炭谷 4球
重信 3球
亀井 4球
6回表
坂本 4球
丸  6球
岡本 5球
7回表
大城 9球
中島 2球(一ゴロ)
山本 10球
8回表
宇佐美 6球
重信 6球
亀井 5球
9回表
坂本 3球
丸  3球
岡本 2球(遊ゴロ)
大城 4球