岡本が2本塁打3打点の活躍をして,DeNAとの首位決戦の1戦目を勝つことができました。これで9でマジックが再点灯しました。

 岡本の本塁打は2本とも完璧な当たりで,打った瞬間にそれと分かるものでした。力強い放物線で,綺麗なアーチを描いていました。長距離打者としての打撃が確立しつつあるのだと思います。今年は昨年の成績と比べられ,苦しいシーズンだったと思いますが,2年連続でこれだけの成績を残せるならば,ケガさえなければ,今後10年は4番が安泰だと思えます。4番が試合を決めてくれる。非常にありがたい勝ち方です。岡本和真には感謝しかありません。

 また,ようやく勝ちパターンのリリーフ陣が固まってきたのが大きいです。CSや日本シリーズの短期決戦では,選手を試しながら使うわけにはいきません。誰を出すのかが明確になれば試合の運び方に余裕が生まれます。高木・田口・大竹・中川・デラロサ(澤村も?)が,今年の勝ちパターンだと思います。このリリーフ陣のおかげで,クックの先発という奇策を活かして,あの今永が投げた試合で勝ちを拾うことができました。この1勝は大きくシーズンの行方を左右した勝利だと思います。