今日の首位決戦は,ボロ負けでした。クックで勝ちを拾い,櫻井で落とすのですから,野球は分からないものだと思いました。

 それにしても,ソトに1試合3本塁打は打たれすぎです。本塁打王争いをしている坂本にしてみれば,怒りや悲しみといった感情も吹き飛んでしまいそうです。

 昨日まででも,ソトには,リーグ最多の8本塁打を打たれていましたが,これでダントツの11被本塁打になってしまいました(広島7本,ヤクルト7本,中日3本,阪神4本)。

 ジャイアンツに強い打者と言えば,中日の福田(.322,6本,19打点)がいますが,打率で言えば,広島西川が.420,鈴木誠.405,福留.387がトップスリーです(規定打席到達者)。本塁打ならば,ソト11本,バレンティン10本,山田・バティスタ・ロペスが6本です。打点はソト28点,バレンティン26点,鈴木誠16点がトップスリーになっています。

 鈴木誠,ソト,バレンティン,山田,バティスタ,ロペスは元々の打撃成績を考えれば順当ですが,西川,福留にはちょっと偏って打たれすぎかもしれません。

 優秀な打者に打たれるのは仕方がないとは言え,同じ打者に打たれるのは精神的にかなりガックリきます。昨日勝てているので,今日の負けは数字上のダメージは大きくないはずですが,観ていて気持ちの良い試合ではありませんでした。選手達には切り替えて明日の試合に挑んでもらいたいものです。