20日の試合は,代わったばかりのサード山本のエラーがきっかけで試合が大きく動き,負けにつながってしまいました。

 その山本に対して,原監督がフォローをした記事が報知新聞に載っていました。
−−
 「きょう山本に朝ご飯でさ『どうだ、寝つきは良かったか』と。(答えは『良くなかったです』と。『いい経験しているよ。この悔しさを忘れなければ、素晴らしい経験、素晴らしい選手になる。負ける経験なんて簡単にはできない。堂々としてろ』と」

 山本の成長を期待しているからこその言葉だった。その上で「ミスをカバーするのがチームだからね。ミスをした人間はそう落ち込む必要ない。ああいうミスというのは、俺たちが焦らせるような指導をしているんじゃないか、焦らせるような指導をしているなら反省だなって、ヨシ(吉村打撃総合コーチ)とも話をした」と話した。
−−
 今のところ,打撃や守備で派手な活躍を見込める力が無い山本にとっては,20日のエラーは痛すぎるプレーでした。それをこうやってフォローしてくれる,できる原監督は本当にすごいなと感心しました。

 20日の試合の最後の打者は山本だったのですが,一発出れば同点の場面で,なぜ長打力のある石川を出さないのか?と思っていました。選手が足りないのも理由だったとは思いますが,この記事を読むと,主眼は山本にリベンジの機会を与えたのかな?と思います。山本は結果的にその期待に応えられなかったわけですが,そういう姿勢は今後に繋がっていくものと思います。このシリーズで山本の出場機会があれば,そのプレーに注目したいと思います。