ジャイアンツが,へラルド・パーラ(Gerardo Parra)を調査しているという報道がありました。へラルド・パーラ(Gerardo Parra)とはどのような選手なのでしょうか。
パーラ1 メジャーでのデビューは2009年に始まり,11年のキャリアがあります。総出場試合数1466試合で1312本の安打,88本の本塁打を放ち,打率は.276です。OPSは.727になります。2011年,2013年にゴールドグラブ賞を獲得しています。

 ちなみに,今年メジャーを目指そうとしている菊池涼介は,キャリア8年ですが,1047試合で1117本の安打,85本の本塁打を放ち,打率が.271,OPSが.706です。メジャーと日本の違いはありますが,打撃成績は似たような傾向になります。

 年間本塁打平均8本なのでメジャーではそれほどのパワーがあるわけではありませんが,日本ならば,コンタクトができれば,長打が増えると思います。11年連続で100試合を超えた出場をしながら,成績を残しているわけですから,来期33歳であっても十分活躍が見込めると思います。

 2019年にガクッと打撃成績が落ちているのが懸念材料ですが,下記のとおり,あまり心配はいらないように思えます。

 2019年は打率がキャリア平均の.276よりも4分2厘低い,.234なのですが,その原因を見てみると,BAPIPが,.264とキャリア平均の.320よりも5分6厘も低い数値です。バッティング内容が悪化していなければ,2019年は不運が原因と言えそうです。
パーラ2
パーラ3 そこで,他の数値を見てみると,BB/Kはキャリア平均が0.35で,2019年が0.32ですので大幅な悪化はありません。また,SLGも.404のそれに対して,.391で誤差の範疇です。ISOは.129に対して.157なので上がっています。

 また,LD%もキャリア平均が21.7%に対して,2019年は23.0%です。打球方向にも大きな変化はありませんし,打球の強さにも大きな変化はありません。

 こうして見てみると,2019年の打撃成績の低下は,不運という結論が導けそうです。トータル成績を見て,へ ラルド・パーラ(Gerardo Parra)の力は判断しても良いのではないかと思います。そうすると,上で述べたように,十分な活躍を見込んでも良い選手と判断できそうで,ぜひ,ジャイアンツには獲得してもらいたいなと思います。