ジャイアンツ1年目の森福はシーズン初めの4月に,勝ちパターンのリリーフとして期待されましたが,結果を残せませんでした。4月24日に2軍に落とされました。

 しかし,2軍では7試合で自責点0と調子を戻してきたと評価され,5月16日の対ヤクルト3連戦から1軍復帰しました。

 ところが,チーム状態は最悪で,特に交流戦に入ったところで,6連敗を喫していました。連敗を止めたいジャイアンツは,ドラフト4位の池田駿を6月1日の対楽天戦で先発に起用します。池田が期待に応えて5回を無失点で切り抜けました。しかも,チームは楽天のエース則本から2点を奪い,良い雰囲気が漂っていました。

 しかし,うまく行かないのが連敗中のチームの定めでしょうか。6回頭からリリーフした田原がアマダーに同点2ランを打たれてしまいます。ここでイヤな流れを断ち切る切り札として,森福がマウンドに立ちましたが,森福も勝ち越しを許しそのままチームは2-3で敗れます。またもや森福はチームの期待に応えられませんでした。チームはこの後,連敗を続け,チーム最悪の13連敗を喫することとなりました。

【2017年6月1日対楽天3回戦のボックススコア 読売新聞(6/2朝刊)より】
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 思うような活躍ができない森福でしたが,この年のジャイアンツは投手に欠いていて,森福はまだ大事な役割を任され続けました。ところが,6月25日の対中日11回戦では,7回途中で崩れたマイコラスに代わって登板しましたが,プロ10年目まで本塁打を打ったことのなかった谷に3ランを左中間に打たれてしまいます。谷には「ホームランは打てないと思っていた。1本でて良かった」と言わしめてしまいます。元々,森福は左打者としか勝負をさせてもらえないことにも不満を持ち,ソフトバンクホークスを出てきました。しかし,非力な右打者である中日の谷に本塁打を打たれたことで,「やっぱり森福は右打者には全然通用しない」と強く印象づける結果になってしまいました・・・。