新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言の延長により,独立リーグも開幕が延期されています。リーグの存続が心配になる独立リーグですが,ルートインBCリーグの村山哲二代表へのインタビューが,日本経済新聞2020年5月6日朝刊12版21面に掲載されていました。

 この記事では,村山代表は,独立リーグは他のリーグよりも強い点もあるとして,収入構造を挙げていました。すなわち,

・今すぐに経営がたち行かなくなるような球団はほとんどない。
・各球団の年間収入は平均1億3千万円から1億5千万円だが,チケット収入は15%-20%(1試合の入場者数は平均600人)に過ぎない。
・40%-50%はスポンサーからの協賛金であり,試合がなくてもスポンサー料は入ってきている。
・スポンサーは地域活性化の趣旨に賛同して出資してくれている。
・スポンサーの協賛金も数万円程度から小口で支援されている。
・このような収入構造は,むしろ他リーグよりも強いと考えている。

 とのことでした。
 確かに首肯できる論ではありますが,「地域活性化の趣旨はわかるが,試合なしが延々と続くと,さすがにスポンサーも離れてしまわないだろうか?」「小口の支援ではあるが,スポンサーの体力自体も小さめなところが多いのではないだろうか?」「大都市部よりも,独立リーグが依っている小規模都市・地域の方が,コロナ不況の影響を受けやすいのではないだろうか?」という点が心配ではあります。独立リーグも,日本プロ野球の重要なパーツですので,ぜひとも,このコロナ渦を生き残ってほしいところです。

 代表は,今後は,無観客開催の可能性にも言及しており,インターネット中継の準備も進めるとしています。今までは,地方の独立リーグにアクセスする方法が限られていたので,ぜひとも,インターネット中継を行って,野球ファンへの容易なアクセス方法を確立して欲しいなと思います。