ローテーションの埋まらないジャイアンツにあって,期待をされて先発したディプランでしたが,結果はわずか1イニングでの降板となってしまいました。制球に苦しみ,打者7人に対して被安打3(うち本塁打2),与四球1,奪三振1,失点・自責点3という成績でした。
 ディプランは入団当初からコントロールに課題があると言われていましたが,昨日の投球でも,その課題が露呈しました。下記表は,今シーズンのジャイアンツ投手陣の投球に占めるストライク割合を低い順に並べたものです。ストライク割合
 ディプランは昨日の31球しかデータがありませんが,今季のジャイアンツ投手陣の中では,最もストライクの割合が低かったです。マウンドで四苦八苦していたのが,データにも顕れていると思います。これでは,投球の組み立てもできず,マウンドで打者ではなく自分と戦わざるをえない状況だったと思います。原監督がわずか1イニングで降板させたのも納得の状況です。ディプランには,すぐに次のチャンスが与えられるのでしょうか。それとも,一旦は二軍での鍛え直しとなるでしょうか。
にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村