ジャイアンツは9月5日に阪神に11-2で大勝しました。相手先発は藤浪でしたが,5回までに11得点と大量得点しました。藤浪はエラーも絡んで11失点8自責点でした。今季の藤浪は1勝5敗防御率5.27という成績になり,表面上,先発ローテーションとしては厳しい成績です。しかし,各種データを見ると,藤浪はもう少し良い成績を残せるように思えます。矢野監督はまだ先発で起用をするつもりのようですが,我慢して起用すれば結果を残してくれるのではないかと思います。
藤浪晋太郎1
 藤浪はルーキーの2013年に10勝をあげ,2014年には11勝,2015年には14勝と順調なキャリアの滑り出しでした。ところが,2016年以降は,負け越しや長期離脱が重なり,当初の勢いからすると物足りない成績になってしまっています。今季も上述のとおり,厳しい成績です。
藤浪晋太郎2
藤浪晋太郎3
 ですが,投球の中身を見れば光明がないわけではないと思います。
 まず,K-BB%は11あり,最も良かったころと比較すればやや低い値ですが,2017年から2019年までと比べれば明らかに良化しています。WHIPが1.62と悪いですが,これはDERが.608と低いためです。よっぽど運が悪いのか,阪神の守備力が低下しているのか分かりませんが,藤浪の責任ではない点が大いにあります。また,LOB%が異常に低いです。このために,通常以上の失点を被る形となっています。このためERAは5.27ですが,xFIPは4.54で乖離が生じています。
 また,Q-siwng%は26.5でボール球を振らせる力も悪化に歯止めがかかり,上がってきています。SwStr%も9.4と同じ傾向にあります。F-Strike%も悪くありません。これらの数値は良かった頃の藤浪と遜色のない数字を残しています。
 以上のとおり,今の藤浪が昔の藤浪と比べて明白な劣化をしているようには思えません。何か歯車が狂ってしまい,成績が残らない悪循環に入ってしまっているだけに思えます。投げやりにならず,コツコツと先発をこなしていけば,能力に応じた結果がついてくるのではないでしょうか。
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