今日勝ちきれなかったのは,8回表の重信の見逃し三振に尽きるかなと思います。

 1点ビハインドの8回表に丸の二塁内野安打,ウィーラーのレフト前ヒット,吉川尚輝の右中間を破るタイムリースリーベースが続き,逆転をしました。無死3塁で炭谷銀仁朗への代打は重信でした。打撃の実力から言えば,大城の順番かと思います。それにも関わらず,原監督が重信を選んだのは,9月4日の阪神戦の1,3塁のチャンスでスリーボール,ノーストライクから投ゴロ併殺打を打ってしまった重信に挽回のチャンスを与えたかったのだと思います。

 ところが重信はバットを振ることさえできない見逃し三振で,追加点を奪えませんでした。この後,大城,坂本も凡打したため点が取れず,8回裏の中日の追撃をかわせないこととなりました。

 福谷のピッチングが素晴らしかったので,重信の結果は仕方がない面が多々あります。ただ,無死3塁の場面で,重信はストライクを2球見逃し,1球空振りしています。しかも,空振りはかなりの大振りでした。コンパクト教では困りますが,相手と場面を見て振る必要はあった気がします。すぐに挽回のチャンスをもらって活かせなかった今日の試合は,重信にとってかなり痛いものになった気がします。重信は,9月の2度の失敗を糧にできるでしょうか。
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