一度は開幕投手まで務めた宮國椋丞が戦力外となってしまいました。先発ローテーションの柱になることを毎年期待されながら,敗戦処理投手の地位から抜け出すことができませんでした。しかも,今季は肩をケガしたようで,とうとう戦力外に至りました。
宮國椋丞(20201111)
 全体を通して宮國は三振を奪う能力がやや低かったようです。鍵谷や高梨が26%程度を記録するK%がキャリアを通じて15%弱でした。リリーフ中心のキャリア後半でも20%には至らない状況でした。他方でBB%は7%前後を変わらず記録しており,これは高い制球力があったことを示しています。制球力はあったが,球速やボールの力・キレが足りなかったということでしょうか。
 その点は,被打率がやや高いところにも顕れています。被打率.266は,桜井と近い数値で物足りないものです。そのため,BB%が高くないにもかかわらず,WHIPがあまり良化していません。
 xFIPは4.38で,非常に微妙な数字です。先発ローテーションや勝ちパターンを任せるには物足りないけれども,一軍で投げられないほどではありません。宮國のキャリア全体の起用方法を物語る数値になっています。xFIPがもっと悪い投手はジャイアンツ投手陣にもたくさんいますが,年齢を重ねてきたことと,肩をケガしてしまったことが,戦力外の判断に至った大きな要因と思われます。他球団での現役続行を目指しているようなので,環境が変わってブレイクすることを祈っています。
にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
にほんブログ村