日本シリーズ第1戦,第2戦とボロボロだったジャイアンツですが,試合を見ていて,ジャイアンツの打者の非力さが目に付きました。野球では,例外的に内野安打がありますが,基本的には外野まで打球を飛ばさなければ安打になりません。そこで,第1戦,第2戦のソフトバンクホークスとジャイアンツの打者が,内野と外野のどちらに打球を飛ばすことができたのかを調べてみました。三振は0距離としてカウントしています。
打球比率(20201122)
 この第1戦,第2戦でソフトバンクホークスは,三振,内野ゴロ,内野フライを合計した数は42。対してジャイアンツは43でしたが,打数が違うため,ソフトバンクホークスは,その割合が55.26%なのに対して,ジャイアンツは70.49%にも及びました。その裏返しの,外野フライ,外野への安打,本塁打は,ソフトバンクホークスは34本で,ジャイアンツは18本。打数に占める割合はソフトバンクホークスが44.74%なのに対して,ジャイアンツはわずか29.51%でした。
 ジャイアンツはソフトバンクに比べて,外野まで打球を飛ばせた割合が15%も少ないという結果でした。やはり,ジャイアンツ打者に感じた非力さは間違いではありませんでした。この差を第3戦,第4戦では挽回できるでしょうか・・・。
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