比嘉賢伸は,ジャイアンツから11月2日に来季の契約を結ばないことを通知されてしまいました。2017年の育成ドラフト1位でしたが,支配下登録をされることなく,ジャイアンツから去ることになりました。

 比嘉は盛岡大付属高校出身で,高校通算37本塁打の実績から,強打者として期待をされていました。しかし,1年目はイースタンで1打数無安打,2年目は13打数2安打,3年目の2020年シーズンは二軍戦出場なしと,良いところないままプロ生活を終えてしまいました。

 昨年のアジア・ウィンターリーグでは,怪我で途中帰国した山下の代わりに派遣されるチャンスをつかみ,4試合10打席ながらも3安打を放ち,2020年への飛躍が期待されました。しかし,上述のとおり,二軍戦では出場がありませんでした。
2020 G育成野手三軍打撃成績
 三軍では上述の表のとおり,出場はしていましたが,わずか8試合,しかも単打三本だけという成績でした。怪我でもしていたのでしょうか?全く成績が残せていません。確かに,これでは契約を終了されてしまっても不思議ではない状況です。高橋由伸,阿部慎之助以降,左の強打者が少ないジャイアンツにあって,比嘉には個人的に期待していたのですが,残念な結果に終わりました。新たな道で成功してくれることを祈っています。
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