橋本篤郎は,ジャイアンツが2015年育成ドラフト6位で指名した高卒左腕投手です。育成契約を続けていましたが,2020年シーズン終了後に戦力外となってしまいました。
●三軍
橋本篤郎(三軍)

●二軍
橋本篤郎(二軍)
 三軍では毎年投げていますが,2年目の2017年と3年目の2018年に登板回数が集中しています。1登板の投球回数が5回を超えているので先発起用されていたようです。防御率が1.95と0.78と抜群の成績です。ここまでの成績を見ると,順調に育成が進み,次は二軍での登板が増えるところかと思えば,2019年はわずか5と2/3回の4登板でした。三軍でも3登板とほとんど投げていません。ラストシーズンとなる,2020年に至っては,二軍での登板はなく,三軍でも2/3回しか投げていません。2018年の三軍の成績を見る限り,信じられない登板数減少と成績です。何か怪我でもしたのかと思い,Webを調べてみました。
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巨人・橋本 現状維持310万円 怪我で離脱「悔いが残る」
[ 2019年11月22日 12:30 ]Photo By スポニチ
 巨人の育成左腕・橋本篤郎投手(21)が22日、川崎市ジャイアンツ寮で契約更改交渉に臨み、現状維持の310万円でサインした。
 4年目の今季はイースタン・リーグで4試合に登板し、防御率3・18。肩や肘の故障に苦しんだ。「毎年だけど、今年も怪我で離脱してしまった。そこが一番悔いが残る。改善しないといけない」と話した。オフはまずリハビリに努める。来季へ向けて「一番大事なことは1年間戦力になること。支配下登録されて1軍で30〜40試合投げられる選手になりたい」と意気込んだ。
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 はやり怪我をしていたようです。2020年になっても調子が戻らなかったのだと思います。2017年,2018年の成績を見る限り,怪我さえなければ支配下登録も夢ではなかったように思えます。残念としか言いようがありません。
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