2021年10月28日日経新聞朝刊に「高津ヤクルト 下剋上Vの舞台裏」という分析記事があり,その中で投手運用について触れている部分がありました。
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日本経済新聞2021年10月28日朝刊13版45面
投手陣立て直しはヤクルトにとって最重要課題だった。最下位だった過去2年の防御率はいずれも12球団ワースト。先発の駒不足は深刻で,昨季のチーム防御率は4.61と散々だった。それが今季は3.45(27日時点,以下同)と大幅に改善。

日本では6人の先発を中6日で回すのが一般的だが,今季のヤクルトは違う。プロ野球のデータ分析を手掛けるDELTAによると,先発が中8日以上で登板したのが138試合を終えた時点で53回。120試合で19回だった昨季から大幅に増え,12球団で断トツの数字だ。
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 ジャイアンツも先発を中6日で回す一般的な方法を打ち破ろうとしましたが,ヤクルトとは方向が逆で中5日と先発ローテーションの短縮を図りました。結果はジャイアンツの惨敗でした。
 来年以降,日本の先発投手の運用方法はどちらの方向に進むのでしょうか。今季は先発投手運用に新しい風が吹き始めた画期的な年になったのかもしれません。
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