今季のCSをジャイアンツは5試合戦いました。ファーストステージの阪神戦は2試合で合計8得点できましたが,ファイナルステージのヤクルト戦は3試合でわずか2得点でした。貧打と言わざるを得ない結果だったと思います。各打者のCSでの成績を表にすると以下のとおりです。
2021 CS打撃成績
 OPSでは,丸・大城・廣岡が比較的頑張っていました。ウィーラーはOPSは低いですが,チーム最多の4打点をあげておりチャンスを活かすバッティングができていました。
 打数の多い打者では,松原・坂本・吉川尚輝が打てなかったことが痛かったです。亀井・若林も打てておらず,脇役も活躍できませんでした。小林の0安打はシーズンどおりとは言え,厳しいものがあります。
 また,気になるのは本塁打が1本も出なかったことです。シーズンは143試合で169本塁打なので,1試合あたり1.18本です。CSは5試合でしたので,5,6本の本塁打が出ていていいはずでした。しかし,1本も出ませんでした。チーム本塁打の23%(39/169本)を占める岡本が出場していないことを鑑みても,打線が不発だったのは明らかです。打線の奮起がなかったことがCSファイナルステージ敗退の大きな要因であることは確かなようです。
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