投手陣がガタガタの原ジャイアンツですが,高橋由伸ジャイアンツから引き継いだ2018年当時の投手がどこに行ってしまったのかを確認してみました。下記表は,高橋由伸監督のラストイヤー2018年に一軍で投げた投手のリストです。一番右の列に現況・転帰を入れてみました。

2018年に一軍で投げた投手は26人でした。そのうち,今もジャイアンツに在籍しているのは,9人です。その9人のうち,山口,谷岡,中川は戦力にはなれていません。戦力として生き残っているのは6人(約23%)です。
引退は4人,戦力外は7人,他球団への移籍は6人でした。引退は仕方がありませんが,戦力外や他球団移籍は本当にそれで良かったのかという検証が必要かもしれません。
高梨とのトレードで楽天に行った高田萌生は何をしているのかというとイースタンで21と2/3回を投げて防御率5.82なので,思うようにはなっていないようです。このトレードは成功だったと言えそうです。他方で,廣岡とのトレードの田口,香月とのトレードの澤村は成績だけを見れば割に合わないトレードになってしまいました。ただ,二人がジャイアンツにいた場合に今のような活躍ができていたかといえば,違う気もするので仕方がないかもしれません。

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コメント
コメント一覧
去年や一昨年のドラフト組はわからないですが、段階を踏んで成長している足跡も見えず巨人の投手育成は、今の時代限界に来ており、時代遅れですね。
素材も中途半端ですし、育成もそこからどういう選手にしたいのかが見えません。
全員まとまった投手で四隅にビタビタに投げられる投手になれると思っているのでしょうか?
球威がないアウトローの直球なんて、東京ドームでは簡単に逆方向に打たれますし、ゾーン内はほぼファールで逃げる余裕があります・・・
今の投手コーチの方針ははっきり間違っていますね。
やまささん,こんにちは。
育成も含めてかなりの人数の投手を獲得しているはずですが,過去5年で戦力になったと言えるのは,高橋優貴,戸郷,大勢くらいでしょうか。やまささんのおっしゃるとおり,もう少し時間経過を見るべき投手はいると思いますが,箸にも棒にもかからない投手もいるのは確かです。スカウトやドラフトの責任者の成果をもう少しオープンにしてもらいたいところです。