ジャイアンツは31日のDeNA戦も中止になりました。内野手が3人しか確保できないのが主因のようです。
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【巨人】7月31日のDeNA戦中止 2022年7月30日 10時3分スポーツ報知
 巨人は7月31日に予定されている横浜スタジアムでのDeNA戦について、本来必要な内野手4人のうち、31日の試合は3人しか確保できない見通しとなったことから、DeNAに報告し、球団の状況を理解いただいた上で、12球団による持ち回りの臨時実行委員会で試合中止の了承を得たことを発表した。
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 この記事を見た限りでは,ジャイアンツが内野手確保ができない見通しを判断して,それについて,臨時実行委員会で了承してもらったという流れのようです。
 「内野手が確保できない」という基準は良いと思うのですが,この見通しについて,当事者であるジャイアンツが選手の状態を見て判断をしている点に問題があると思います。当事者では如何に私心なく判断しようと思ってもバイアスを排除することはできませんし,その判断に対する外部からの疑いを払拭することは不可能です。
 臨時実行委員会がジャイアンツに何らの事実確認もせずに了承しているわけではないでしょうが,それでも,ジャイアンツの報告に基づく判断では限界があります。ここは,臨時実行委員会が「内野手が確保できないのか」という点について事実確認からその評価まで全てを行う体制にした方が良いと思います。そのプロセスが確立できなければ,中止判断の公平性が確保できず,ひいてはNPBのペナントレース全体への信頼が揺らいでしまうと思います。
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