FAでジャイアンツに来てくれた井納翔一ですが,2年2億円の年俸には全く見合わない成績でした。せっかく来てくれた選手に対して申し訳ないですが,無駄な補強だったと言わざるを得ません。井納にとっても,ジャイアンツにとっても,ファンにとっても不幸な移籍でした。ジャイアンツの編成は猛省すべきです。当時からプロ野球ファンの大多数がこのような結末になるだろうことは予想ができていたと思います。ジャイアンツの編成の目はそれだけ節穴だったと言わざるを得ません。

 井納は現役続行を望んでいるようですが,確かに今季の二軍での投球内容は良化しています。

 以下,2020→2021で各種指標を並べます。
K% 14.5→24.3
BB% 6.0→5.3
KーBB% 8.5→18.9
被打率 .303→.228
WHIP 1.45→1.05
xFIP 4.47→3.25

 軒並み指標が良化しています。本人としても手応えがあるでしょうから,現役続行を望む気持ちはわかります。ただ,ジャイアンツとしては,今さら投球内容が良化していたとしても,これ以上の「場」を与えることはできなかったでしょうね・・・。新天地で頑張ってほしいです。
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