2019年のシーズンオフに育成契約をしたウレーニャが戦力外となってしまいました。2020年に支配下登録され，上り調子かと思いましたが，一軍出場は，2020年は11試合，2021年は4試合だけでした。しかも，2021年のシーズンオフに育成契約になり，支配下登録されることなく，そのまま戦力外になってしまいました。

●二軍打撃成績

●三軍打撃成績

　打撃は三軍レベルではなく，二軍でもそれなりの成績を残していました。2021年はOPSが.800を割っていますが，2020年，2022年は.800を超えています。本塁打も全てのシーズンで二桁打ちました。2022年の57打点はイースタンの打点王です。年齢も23歳と若く，もう少し育てるのかなと思っていたので，戦力外通告は意外でした。二軍でのOPS.800超えというのは，外国人枠を使う選手としては，物足りないと評価されたのでしょうか。

●二軍守備成績

　もう一つのネックは，守備位置でしょうか。二軍では内野の全ポジションと外野を守っていますが，一番出場の多いのは一塁手です。一塁手で出場するなら，かなりの強打が求められます。しかも，外国人野手ですので，かなり突き抜けないといけません。これらの意味から二軍でのOPS.800超えでは，やはり難しいと評価されたでしょうか。それにしても，2021年は遊撃手での出場もしていたのですね。ちょっとびっくりしました。一塁手以外の道が拓ければ，また違う展開があったかもしれません・・・。