2019年育成選手ドラフト1位の平間隼人が戦力外となってしまいました。2021年には3・4月のファーム月間MVPに選ばれたり,6月には支配下登録されたりと期待の野手なのかと思っていました。しかし,一軍では代走で1試合に起用されただけで,2021年のシーズンオフには育成契約に再び戻り,今季はそのまま戦力外という結果に終わってしまいました。

●二軍打撃成績
平間隼人(二軍)

●三軍打撃成績
平間隼人(三軍)

 三軍では毎年3割程度の打率を残し,三軍を超えるレベルは十分にあったようです。2021年は二軍でも3割を打っているのですが,一旦上がった支配下登録からシーズンオフに漏れてしまいました。記事で見る限りは脚が速く,守備も巧いということでしたが,一軍ではほとんど起用されませんでした(1回の代走のみ)。
 どうしてかなと守備指標を見てみると,二軍ではセカンド,ショート,サード,レフト,センター,ライトと幅広く守備をしているのですが,UZRがあまりよくありません。年度と守備位置を組みあわせると延べ11ポジションあるのですが,きちんとしたプラスが2021年のレフトだけです(125と1/3回,UZR1000が6.8)。プラスになっているのは他3つあるのですが,どれも守備イニングが少ないです。守備イニングが一番多いセカンドは,2021年が310と1/3回でUZR1000が▲9.9,2022年が▲3.6です。
 俊足巧打の選手が,一軍定着するパターンとしては,走塁が非常に巧いとか,守備固めで重宝されるというのがあると思うのですが,平間は後者に当てはまることができなかったように思えます。
 ただ,2021年はせっかく支配下登録をしたのですから,一軍で10や20くらいの打席は確保してあげてほしかったです。このあたり,編成と起用をする首脳陣の間で意思疎通がきちんとできていたのかな?と不安になる平間のキャリアでした。
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