昨日(4/16)は赤星優志が初回に4点取られ,試合がほぼ決まってしまいました。
 赤星は今季3回先発しましたが,勝ちはなく2敗で防御率6.92です。

赤星優志(20230416)


 各種データをみると,K%は15で昨年と変わらない一方でBB%は9.2から6.7に良化しています。しかし,被打率が.266から.327に,HR/9が0.92から1.38に悪化しているため,防御率が4.04から6.92に悪化しています。

 防御率6.92は先発として厳しい数字ですが,xFIP(4.44→3.66),tRA(4.36→3.90)は昨年よりも良化しています。

 被打率とHR/9が昨年よりも悪化していることを実力が足りないと見るか,運が悪かったと見るかによって赤星の評価が大きく変わります。

 個人的には赤星は試合を支配する力はないと思います。サイコロが良く転がれば好投という結果ですし,悪く転がれば昨日のようになる。そういう投手だと思います。ですので,起用する限りは昨日の結果は想定内で,シーズン通して投げさせて5分5分なら御の字という投手ではないでしょうか。

 5分よりも勝てると見込める投手が他にいるならばその投手を起用する。他に投手がいなければイニング消化のために赤星を起用する。消去法的な運用ではありますが,このような運用にならざるを得ないと思います。
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