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　8/26の対広島21回戦は○14-1でジャイアンツの大勝でした。この一勝は単なる一つの勝ち星以上の価値があったと思います。

　まず，広島への苦手意識の定着を防げたこと。優勝争いをするにあたっては苦手チーム，大きく負け越すような対戦カードは御法度です。ジャイアンツは，今シーズン調子が良いとはいえない広島に昨日の試合前まで五分の対戦成績。しかも，前回の3連戦では3連敗していました。ちょっと対戦相手としてはイヤなイメージができかけていたところで，この大勝。また，対戦カードの貯金が一つできました。これで，次の対戦からは普通の気持ちで勝負に挑めるのではないでしょうか。

　次に，中継ぎ・抑えを休ませることができたこと。昨日の試合前までで8月の22試合中西村は15試合，豊田は13試合，上原は13試合投げていました。3人ともボールのキレがなくなっているのが明らかでしたので，登板準備もせずにきっちりと休める試合展開だったことは大きいと思います。

　最後に先発として久保に使える目処がたったこと。門倉・金刃は打線の援護がある試合でもなかなか投球回を埋められない状況ですので，昨日のような最低限の仕事ができる先発投手久保は貴重です。1点を争うような試合を勝ち抜くまでの力はないかもしれませんが，その役割は高橋尚・内海が担ってくれるので，このままローテーションの5･6番手をきっちりと守って欲しいです。