平成24年2月2日日経新聞夕刊の「中日,ファン重視に変身 キャンプ マスコット常駐/サイン会」(島田健氏)という記事が色々な意味で衝撃でした。
第一点は,一般紙の記事にも関わらず,一方的に落合前監督のキャンプに対する姿勢を断罪している点です。
記事は,「ファンにそっけないともいえた前年からファン重視の楽しいものに変身した」として,ドアラのエアーマット・ドアラの常駐・ドアラのイラスト案内板・選手のサイン会などを取り上げています。私にとってはどうでもいい趣向でとてもファン重視とは思えませんが,こういったことが好きなファンは当然います。しかも,初日の観衆が昨年の700人から1500人に増えたというのですから,「ファン重視」と表現するのはある意味当然かもしれません。ただ,一方で,落合前監督の「勝つのが最大のファンサービス」という言にも一理あるのですから,一般紙レベルなら一定の留保を付ける記事になるところかと思うのですが,この記事は全くそうはなっておらず,一方的に昨年よりも今年の方が「ファン重視」であると決めて記事を終えています。
もう一つは,今年1月1日付けで発足したというファンサービス部の石黒氏のコメントです。「昨年まではファンサービスしたくても,できにくい雰囲気があった。セ・リーグを連覇しても観客動員が2年連続減少し,日本シリーズでもあと1勝ができないのはファンの支持が少なかったためではないか。ファンあってのプロ野球ですから,少しでも多く球場に足を運んでもらうよう今年は力を入れています」
まず,ドアラなどのファンサービスが昨年はやりにくい雰囲気があったと,落合時代の中日の雰囲気を批判しています(というか,中日球団は落合監督にやらせてくれと頼んだり,説得をしたりという努力をしたのでしょうか。)。
次に,勝利があっても,ドアラなどのサービスがなければ,観客動員数が減るのだとして,「勝つのが最大のファンサービス」という落合前監督の考え方を否定しています。
中日球団はよっぽど落合政権に不満があったのだなあとしみじみ感じました。
それにしても,日本シリーズであと1勝ができないのは,ファンの支持が少なかったからというのは,雰囲気は分かるにしても,本当にそういうわけではないだろうと突っ込みたくなりますね。何かすっきりしないコメントです。
第一点は,一般紙の記事にも関わらず,一方的に落合前監督のキャンプに対する姿勢を断罪している点です。
記事は,「ファンにそっけないともいえた前年からファン重視の楽しいものに変身した」として,ドアラのエアーマット・ドアラの常駐・ドアラのイラスト案内板・選手のサイン会などを取り上げています。私にとってはどうでもいい趣向でとてもファン重視とは思えませんが,こういったことが好きなファンは当然います。しかも,初日の観衆が昨年の700人から1500人に増えたというのですから,「ファン重視」と表現するのはある意味当然かもしれません。ただ,一方で,落合前監督の「勝つのが最大のファンサービス」という言にも一理あるのですから,一般紙レベルなら一定の留保を付ける記事になるところかと思うのですが,この記事は全くそうはなっておらず,一方的に昨年よりも今年の方が「ファン重視」であると決めて記事を終えています。
もう一つは,今年1月1日付けで発足したというファンサービス部の石黒氏のコメントです。「昨年まではファンサービスしたくても,できにくい雰囲気があった。セ・リーグを連覇しても観客動員が2年連続減少し,日本シリーズでもあと1勝ができないのはファンの支持が少なかったためではないか。ファンあってのプロ野球ですから,少しでも多く球場に足を運んでもらうよう今年は力を入れています」
まず,ドアラなどのファンサービスが昨年はやりにくい雰囲気があったと,落合時代の中日の雰囲気を批判しています(というか,中日球団は落合監督にやらせてくれと頼んだり,説得をしたりという努力をしたのでしょうか。)。
次に,勝利があっても,ドアラなどのサービスがなければ,観客動員数が減るのだとして,「勝つのが最大のファンサービス」という落合前監督の考え方を否定しています。
中日球団はよっぽど落合政権に不満があったのだなあとしみじみ感じました。
それにしても,日本シリーズであと1勝ができないのは,ファンの支持が少なかったからというのは,雰囲気は分かるにしても,本当にそういうわけではないだろうと突っ込みたくなりますね。何かすっきりしないコメントです。
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