高橋由伸が昨日(9/8)の阪神戦で左中間へ代打3ランホームラン,9/6の阪神戦で左翼ポール際へ2ランホームランを打ちました。これで出塁率.444,長打率.605でOPS1.049です。長打率は阿部の.583を上回るほどの数字になりました(阿部は3倍以上の打席数ですが。)。

 2本とも甲子園球場で反対方向に打ったホームランで,まだまだ力が衰えていないことを示しています。原監督も「本塁打は見事と言うしかない」と第絶賛でした。浜風もあまり吹いていなかったようですし。加藤球の影響があるかもしれませんが,今年のこの調子なら,100試合くらい出場できれば30本近く打てたかもしれないです。左足ふくらはぎのケガは返す返すも残念です。

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スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/giants/news/20130909-OHT1T00003.htm
由伸、2年ぶり代打弾!「自分でもびっくり」

 ◆阪神6―9巨人(8日・甲子園) 巨人が6回、打者12人で9得点のビッグイニングを作って逆転勝ちした。高橋由が2年ぶりの代打弾となる9号3ランを放ち、寺内が2者連続の2号ソロ。長野にも2戦連続アーチが飛び出した。7回1失点の菅野が12勝目を挙げた。阪神戦2年連続勝ち越しを決め、優勝マジックは12。最短Vは17日だ。

 目を疑った。高橋由は、甲子園の空へ伸びていく打球が、自分でも信じられなかった。どよめきと歓声が交錯する中、最深部の左中間席へ突き刺さった。「思ったより打球が伸びてくれた。それなりの感触はあって、うまく抜けてくれればと思ったけど、思いのほか打球が伸びて。スタンドに入ったのは自分でもビックリしました」。ナインから祝福されても、首をかしげたままだった。

 2点をリードした6回1死二、三塁、矢野の代打で登場した。カウント2―2から、松田の139キロ直球にバットを合わせた。2試合ぶり9号3ランは自身4本目の代打アーチだ。「追い込まれていたので外野フライを、と思っていた。(味方が逆転し)いい流れで打席に入れたのが良かった」。代打弾は11年10月12日の阪神戦(東京D)でサヨナラ3ランを打って以来。4月24日のDeNA戦(京セラD)以来となる今季最多タイの1イニング9得点の猛攻を呼び込んだ。

 38歳になっても力の衰えを感じさせないのは、十分な準備ができるからだ。09年に腰の手術を受けてから、自分のバットで打撃練習してきたが、今季は1キロ超のマスコットバットを使っている。春季キャンプから再開した筋力トレーニングはシーズン中も定期的に行っているという。「少しでも強い打球を打てればいい」。8月27日の阪神戦(東京D)から10試合で5発。往年の力強さが戻ってきた。

 阪神戦のカード勝ち越しを決め、優勝マジックは「12」に減った。原監督からも「由伸の本塁打は見事と言うしかない」と驚かれたプロ16年目は、まだまだ輝き続ける。
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