絶不調の長野ですが,今日(5/14)の対広島戦でも,7回表に代打で出場し,空振り三振でした。これで打率は.180,WARは-0.8という恐ろしい成績になってしまいました。
長野の何がおかしくなってしまったのか,「1.02 - Essence of Baseball | DELTA Inc.」のデータでスウィング率・コンタクト率を見てみました。

ボールゾーンはヒットになる確率が低いですから,なるべくスウィングをしない方が良いのが一般的です。長野のO-Swing%は,やはりここ3年と比較して悪化しています。2015年と比較すれば,33.6%から36.6%と3ポイントの悪化です。しかも,ボール球を振りにいって,バットに当たる確率も下がる傾向にあります。2014年,2016年は67.9%でしたが,今年は59.1%です。ボール球を振りにいって,空振りという場面が増えているはずです。
他方で,ストライクゾーンは基本的に振るべきボールです。しかし,Z-Swing%は62.8%とここ3年と比較すると最低の数値です。しかも,ストライクゾーンを振りにいって,当たる確率(Z-Contact%)が84.3%とここ3年と比較すると最低になっています。
つまり,スウィング率・コンタクト率がここ3年の長野と比較すると,全てにわたって最低水準になっているのが今年の長野ということです。今の最悪の成績は,打席内での振る舞いに裏付けられていることが分かりました。
確かに,BABIPは.242と収束する水準の.300よりも悪く,サイコロの目が悪く偏っているという面もあります。しかし,長野の現在の成績は運だけでは片付けられない部分があることが分かりました。この打席での振る舞いが,年齢による衰えなのか,技術面の悪化なのか,体調・身体の不調なのか,精神的なものなのか,それは外からでは分かりません。しかし,現在の内容が続く限り,BABIPの揺り戻しだけでは,元の長野の成績には戻らない可能性が高そうです。そろそろなにか抜本的な対策が必要ではないでしょうか。
長野の何がおかしくなってしまったのか,「1.02 - Essence of Baseball | DELTA Inc.」のデータでスウィング率・コンタクト率を見てみました。
ボールゾーンはヒットになる確率が低いですから,なるべくスウィングをしない方が良いのが一般的です。長野のO-Swing%は,やはりここ3年と比較して悪化しています。2015年と比較すれば,33.6%から36.6%と3ポイントの悪化です。しかも,ボール球を振りにいって,バットに当たる確率も下がる傾向にあります。2014年,2016年は67.9%でしたが,今年は59.1%です。ボール球を振りにいって,空振りという場面が増えているはずです。
他方で,ストライクゾーンは基本的に振るべきボールです。しかし,Z-Swing%は62.8%とここ3年と比較すると最低の数値です。しかも,ストライクゾーンを振りにいって,当たる確率(Z-Contact%)が84.3%とここ3年と比較すると最低になっています。
つまり,スウィング率・コンタクト率がここ3年の長野と比較すると,全てにわたって最低水準になっているのが今年の長野ということです。今の最悪の成績は,打席内での振る舞いに裏付けられていることが分かりました。
確かに,BABIPは.242と収束する水準の.300よりも悪く,サイコロの目が悪く偏っているという面もあります。しかし,長野の現在の成績は運だけでは片付けられない部分があることが分かりました。この打席での振る舞いが,年齢による衰えなのか,技術面の悪化なのか,体調・身体の不調なのか,精神的なものなのか,それは外からでは分かりません。しかし,現在の内容が続く限り,BABIPの揺り戻しだけでは,元の長野の成績には戻らない可能性が高そうです。そろそろなにか抜本的な対策が必要ではないでしょうか。
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