先日は,長野のジャイアンツ打撃陣における立ち位置を「年齢とOPS」から探ってみました。今日は,「年齢とWAR」で考えてみたいと思います。下記の図は,縦軸に年齢を,横軸にWARを取りました。右上にいる選手ほど価値が高い選手になります。OPSと同様,坂本と岡本が飛び出しています。
長野はOPSではチーム第3位でしたが,WARでは吉川尚に抜かれ,第4位です。ただ,抜かれたといっても第4位に位置していて,現在価値としては高い位置にいます。若い選手は1.0付近もしくは1.0以下に団子になっています。現在の長野の位置を脅かす期待ができるのは,田中俊,重信,石川,大城でしょうか。
長野は,私の把握できる2014年からは,WARが1.2,1.5,1.3,1.1,そして2018年が1.8とほぼ一定の値を示していました。ここ数年は,図の長野ゾーンと書いた位置に立っていたことになります。
来年はこの長野ゾーンに入る,もしくは超える選手が表れるかどうか。それによって,このFAの正否が決まってくることになるかと思います。
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