下記表は戸郷翔征の年別投球成績です。
戸郷翔征 20240118
 4年連続でローテーションを守り安定した成績を残しています。2023年の巨人の投手陣では最も多くのイニングを消化してくれました。しかもハイレベルな投球内容です。今年はWBC出場もありましたが,最終的には影響を感じさせない結果を出しました。
 WAR4.8は両リーグを通じて山本由伸(7.0),村上頌樹(5.2)に次ぐ第3位です。2020年から2.5,3.6,5.1,4.8と巨人に対して大きな貢献を続けています。
 戸郷の懸念点を挙げると,K%が微妙に下がり続けている点です。2020年から23.8,21.6,21.9,20.9と推移しています。ただ,BB%が9.4,9.1,7.3,5.8と下がっているので,K-BB%は14.3,12.5,14.7,15.1と改善しています。長年投げ続けていると打者に慣れが出てくるので奪三振率が下がるのは仕方がありません。それを与四球率を下げることでカバーしているのはさすがです。ただ,そろそろ変化球を増やすか変化球の内容を変えるなどの工夫が必要になってくる時期かもしれません。戸郷の代名詞のフォークボールが通用している間にできると良いなと思います。
 また,ストレートの平均球速が頭打ちなのも気になるところです。2020年から147.3,147.3,146.7,146.4です。NPB全体の高速化が進んでいるので,その波から取り残される危険性があります。ただ,球速を上げると怪我のリスクが上がるので痛し痒しではありますが。
 いずれにせよ,現在の巨人の先発ローテーションの核は戸郷なのは間違いありません。2024年に戸郷が転べば巨人は大きな怪我をせざるを得ない状況です。
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