得点不足の原因に長打力不足があります。下記表は5月6日現在(33試合終了時点)での巨人の長打数です。

今季は二塁打が38本,三塁打が6本,本塁打が12本です(表は1本打の梶谷が抜けてしまっています)。
昨季は二塁打が204本,三塁打が14本,本塁打が164本でした。昨年のペースなら33試合消化時点で二塁打47.08本,三塁打3.23本,本塁打37.85本出るところです。昨年のペースで33試合換算したものと今季の本数を比較すると二塁打が80.71%,三塁打が185.71%,本塁打が31.71%の割合です。
三塁打は昨年よりも圧倒的に良いペースですが,本数が少ないので勝敗への影響が小さいです。二塁打はまだこれからペースを上げれば追いつく可能性はありそうですが,本塁打は絶望的に少ないですね。これでは点が入らないのも頷けます。
今日の試合を見ていると,巨人の若手の打球の弱さが目に付きました。長野がライト線へ大飛球を飛ばしていましたが,若手でああいう飛球を飛ばせる打者がいるでしょうか。長打に関して萩尾は期待が持てる気がしますが,他にめぼしい若手はいるでしょうか。強い打球を育成するのは難しいのでしょうか。

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