2018年ドラフト1位の盒桐サが戦力外通告を受けています。
【一軍成績】
【二軍成績】
ルーキーイヤーの2019年から先発で起用され,2021年には11勝をあげました。ここだけを見ればドラフト1位にふさわしいキャリア・成績に思えるかもしれません。しかし,盒兇両,狙韻榔燭坊辰泙譴燭箸いμ未大きいものでした。盒兇亘標耄┐2019年から3.19→4.30→3.39と推移していますが,tRAは5.15→4.56→5.51と,防御率とtRAの差が大きい状況が続いていました。
特に2021年はK-BB%がわずか2.5%しかなかったにも関わらず,DERが.751と高くLOB%も80.5を記録していたため,防御率が3.39に抑えられ,11の勝利を得ることができていました。興味深いのは援護率が3.24(153回で55点)とそれほど高くないところです。よっぽどかみ合わせが良く,勝利を重ねていったのだと思います。
しかし,運の良さが続くのには限界があります。2022年はtRA4.49で防御率5.40,2023年はtRA4.90で防御率5.14とtRAと防御率の数値が逆転してしまいました。勝敗も1勝5敗と0勝1敗という結果でした。
2023年のオフには背番号が57まで後退し(12→26→47→012→47→57と何度も背番号変更をしたキャリアでした),2024年は一軍登板もないままになってしまいました。
2024年は三軍での登板が多く,二軍でも2試合6回しか投げる機会がありませんでした。打者31人に対し,被打率.375,K-BB%0.0,tRA5.07という結果でした。これは戦力外となってしまいのも仕方がないと言わざるを得ません。
盒桐サは根尾昂,辰己涼介と2度クジを外した後のドラフト1位でした。6位には戸郷翔征がいます。3位の直江大輔は一旦戦力外となりましたが,一転して育成契約の予定のようです。4位の横川は一軍で投げることができています。2018年ドラフトは話題の多い年かもしれません。
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