大江竜聖が5月12日にリチャードとのトレードでソフトバンクへ移籍しました。

　2020年にサイドスローにフォームを変えてから左のワンポイントリリーフとして活躍をしてくれていました。ただ昨年からジャイアンツのリリーフ陣の強化が進んだことでチーム内序列が下がり登板がない状況でした。左投げリリーフだけでも，高梨・中川・石川・バルドナード・横川が投げていて，今村・又木・森田・代木・山田が控えている状況ではジャイアンツでの大江の出場機会は限られていました。このトレードは大江にとってチャンスだと思います。

　イースタンリーグでは，11登板，14と1/3回で防御率4.40とあまり結果は出ていませんでしたが，tRA3.32，K-BB%19.0と指標は悪くないと思います。Pitch Valueの高いスライダーとツーシームを軸に投げていけば拓ける道はありそうです。新天地での活躍を祈っています。