2024年は240打席ながらwRC+141を記録してチームに貢献してくれたヘルナンデスが,2025年は171打席でwRC+76に留まり退団になってしまいました。

 何が悪かったのかなと探してみると,意外にも四球率は6.3%から10.5%に上昇し,三振率は24.2%から19.9%に下がっていて,この面ではプラス方向でした。

 打率が.294から.211に下がっていますので安打数が足りないのですが,wRC+に対し主に影響を与えているのは長打の減少です。ISOが.158から.092に激減しています。ゴロ/フライは0.77から0.86で大きく違わないのですが,本塁打/フライは9.5%から3.4%へ激減しています。打球アウトの外野フライ率も62.5%から80.4%へ増加しています。この原因をたどると,強い打球の割合が45.1%から27.1%へ大きく下がっていることに求められそうです(打球方向に大きな違いはなさそうです。)。

 すなわち,2024年と2025年でボールの見極めやバットに当てること,打球の飛ぶ方向・角度などはあまり変わらなかったですが,打球が弱くなっていたようです。手首のケガのせいか,ヘルナンデスのスウィングが弱くなったせいか,はたまた飛ばないボールのせいか。もう少し数字が公開されるようになると嬉しいところです。
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